- Vol.76 -

「大伸ばし写真を楽しみましょう」

 カメラは写真を写す道具。その目的はきれいなプリントを残すことですよね。
 皆さんが、ふだん写真店に依頼しているプリントの大きさは、どんなサイズでしょうか?
 おそらく、お店の方に勧められるまま、普通サイズとか、Lサイズと言われるサービスサイズをご注文されている方が多いのではないですか?

 このところ、僕はキングサイズのプリントにはまっています。キングサイズははがきサイズとも言われ、官製はがきとほぼ同じ大きさになります。いつものLサイズと比べると、横幅が2.5cm、高さが1.3cmも大きくなるのです。やっぱり同じサービスプリントでもこれだけ大きくなると迫力があり、かえってLサイズの写真が小さいように感じてしまいます。面積比で約1.4倍弱大きくなるわけですから、その違いは一度体験されることをおすすめします。
 ちなみに、当社の運営する「55ステーション」では、Lサイズもキングサイズも同じ価格でプリントできる、リクエストプリントサービスを実施中です。ご注文の時にサイズを指定できますから、店頭のサンプルプリントで大きさを比べてみてくださいね。もちろん、キングサイズでも同時プリントにはキングサイズ用ミニアルバムのサービスや、インデックスプリントの無料添付サービスを実施しています。
 詳しくは、こちらをご覧ください

 コマーシャルはこれくらいにして、皆さんが今までに引き伸ばした写真の最も大きなサイズはどんな大きさでしょうか?
 通常の35ミリネガカラーフィルムからプリントできるサービスプリントは、全紙サイズあたりが限界と言われています。全紙サイズとは、長辺が56cm、短辺が45.7cmにもなる大きなプリントです。新聞紙の1ページ分より若干大きなサイズになります。これはもうポスターみたいなものですね。
 今のところ、このサイズのプリントをデジタルカメラから出力しようとすると、300万画素クラスのカメラでもかなり無理があると思います。また、家庭用プリンターでは、A4サイズ程度が大きさの限界となることから、全紙や半切という大伸ばしプリントは、銀塩カメラの独壇場といった感じです。

 ちなみに、我が家では、子供の小さなころの写真を全紙サイズにプリントして、ポスターのように画鋲で壁に貼っていますが、これがなかなか近所の奥様方に好評で、3,000円くらいでプリントできるのなら、私もしてみようと言われる方がいらっしゃるようです。子供のお友達が家に遊びに来ても、ポスターのような写真を興味ありげに見ていたということもあったようです。
 ご自分で写された子供の写真や、風景の写真など、全紙サイズにプリントして、お部屋のインテリアにしてみてはいかがでしょうか。せっかく写した写真を、小さな写真にしてアルバムにしまい込んでしまうのは、少しもったいないような気がしませんか?

 ここで、全紙サイズにネガからプリントするときの注意を少しご説明しましょう。
 写真のプリントサイズは、大きくなるにしたがって、その形が正方形に近くなる、つまり、長辺と短辺の比率が小さくなって行くのです。
 これは、ネガフィルムの長辺方向が、プリントされるときにカットされると言うことです。集合写真でもなければ、人物写真で長辺方向がカットされて影響が出ることは少ないのですが、縦位置写真の場合は上下がカットされることになります。頭切れや足切れの可能性があるということになります。
 写真店でネガスケールなどで確認してから注文するようにしましょうね。

プリントのサイズと縦横比率の関係
名称 長辺(cm) 短辺 (cm) 比率
(短辺=1)
ネガ上でカット
される長辺の
目安(mm)
参考価格
35ミリフルサイズネガ 3.6 2.4 1.5 0  
Lサイズ 12.7 8.9 1.42 2.8 35円
キングサイズ 15.2 10.2 1.49 0.4 35円
2Lサイズ 17.8 12.7 1.4 3.6 88円
サービス6切 25.4 20.3 1.25 9 440円
サービスワイド6切 30.5 20.3 1.5 0 600円
サービス4切 30.5 25.4 1.2 10.8 700円
サービスワイド4切 35.5 25.4 1.4 3.7 800円
サービス半切 43.2 35.6 1.21 10.4 1,500円
サービス全紙 56 45.7 1.23 9.9 3,000円

※ネガ上でカットされる長辺の目安は、プリントマスクによる短辺側のカットを0mmで計算しています。実際は、短辺側もプリントマスクによりカットされるため、長辺側のカットされる目安も更に数値が大きくなります。
※参考価格は2001年7月現在の、55ステーション店頭の標準的な価格です。

 
   
 
 
   
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