- Vol.64 -

「データのバックアップは重要ですよ」

 このところ毎日20度を超える気温に、頭が超春ボケになっています。だからというわけではないですが、毎日使っているパソコンさんが、「新しいブラウザがあるから、インストールしてね」との誘惑をしたものですから、「Microsoft Internet Explorer 6 Public Preview」をインストールしてみました。ところがどっこいすんなり動作してくれません。会社のパソコンの環境では、いろいろと障害が発生し、今まで見ることができたページが見られなくなってしまいました。
 そこで、「これは使い物にならんな」と思い、さっさとアンインストールしたまでは良かったのですが、ブラウザやメーラーからエラーが出てプリントができなくなってしまいました。
いろいろと修復の手段を試したのですが、結局素直には修復できず、最初からセットアップを行う羽目になってしまいました。
 今日は朝からCD-ROMと環境設定コピーをにらめっこしながら、パソコン環境の再構築です。そんなわけでもう午後4時少し前です。この原稿を書く時間もかなりタイトになってしまいました。

 さて、今日はデータのバックアップについて、その必要性を痛切に感じましたのでお話したいと思います。
「パソコンは壊れるもの?」
 そうです。壊れるものですね。ハードウェアが壊れることは稀ですが、フリーソフトウェアを試したり、次々に公開されるアプリケーションをどんどんインストールしてゆくと、ひょんなことから、システムそのものが不安定になり、思うように動作しなくなって来ることがあります。
 ある意味では、新しいブラウザを試すことが半分業務のような仕事をしていると、かなりの確率で不作なアプリケーションに当たります。よせば良いのに、新しいものが結構好きなので、職業と言うより趣味の部分も含んでいるかと思いますが、僕は良くパソコンを壊します。
 でも、壊すが故にバックアップを残す習慣がついているのか、パソコンが定期的に、社内のサーバーにデータを転送してくれるためか、たまりにたまったデータの損失は、最小限で済んでいます。
この部署の環境が、データを守るための仕組みを持っていることは大変ありがたいなと思います。

 ところが、家に帰れば環境がまったく違います。パソコンを丸ごとバックアップするような環境を個人で構築している方は、かなり少ないと思います。おそらく、多くの方がパソコン1台でデータを保管されているのではないでしょうか。

 デジタルカメラからデータをパソコンに転送したら、必然的にパソコン内部にデータが溜まり続けます。ところが、残念ながら、パソコンの記憶容量は無尽蔵ではありません。最近の最新鋭パソコンならいざ知らず、少し前の機種を使っていれば、数ギガバイトの固定ディスク程度しか内蔵されておらないことや、デジカメのデータが巨大化し続けていることもあり、かなり苦しい状況になっている方も居られるでしょう。
 ネット上で最近流行りの、ストレージサービスを活用するのも、ひとつの方法ですが、ブロードバンドネットワークがいつまでたっても身近に来ない我が家などは、一晩中データをサーバーにアップするなんてもったいないことはできません。
 そんなわけで、我が家ではCD-Rを画像やデータのバックアップに使っています。ご存知のようにCD-Rは650MB〜700MBの容量があり、デジカメの低圧縮のデータでもかなりの枚数を記録できることや、なんと言っても「安い!」というメリットがあります。大手量販店などでは、10枚セットを千円以下で販売していますから、1枚あたり100円以下ということになります。
 おまけに、一度記録したものは消えない!(消せないとも言いますが)という特長があります。
中には、カラープリンタでラベル印刷ができるものもありますし、なによりきらきら光ってキレイでしょ?
これに書き込んでおけば、万一パソコンを壊してしまってもデータだけは残すことができますから、パソコンをセットアップしなおしても、かなり元の状態まで復旧することができますね。

 CD-Rドライブ自体も、いろんな接続形態を選択できるようになったことや、最近ではパソコンの能力が原因となる書き込みエラーを防止できる仕組みを搭載したものまであります。

 ハードの説明ばかりになってしまいましたが、一度消失したデータは決して元に戻せません。本音の部分ですが、デジタルカメラの故障より、パソコンの故障の方が圧倒的に多いと思います。パソコンが元気なうちに、中にたまったデータを別の場所に保管することが大切です。
 デジカメのデータばかりでなく、メールの受信トレイのメッセージやアドレス帳の記録、アプリケーションのデータファイルなど、バックアップをはじめると、かなり大きなデータになっていることに気が付きます。パソコンを使い始めてからの期間が長ければ長いほど、データの量は膨大になって行きます。「後でまとめて」なんて思わずに、早めのバックアップがおすすめネ!

 
   
 
 
   
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