- Vol.29 -

「一週間でできる自由研究」

 早いもので、夏休みも残すところ3週間ほどになってしまいました。これからは、旧盆の帰省や旅行のピークに入り、宿題の自由研究がまだ終わっていないお子さんをお持ちのご両親は、さぞかしやきもきされているのではないでしょうか。

 さて、今回は自由研究がまだ終わっていないお子さんに、一週間でできる写真を使った自由研究課題のご提案です。

 写真を使った自由研究には、ありきたりなところで朝顔やへちまの観察記録がありますが、これからはじめたのではもう時間がありません。そこで、短期間で成長が観察できるカイワレの発芽から収穫までの観察記録をご提案します。カイワレは簡単な設備で栽培することができるうえ、種を蒔いてから一週間で収穫できる非常に成長の早い植物です。場所も取らないうえ、期間が短いですから、毎日成長記録を1枚づつ写真に撮れば記録として残りますから、あとは観察の文章を一日あたり2−3行書けばそれなりの観察日記の出来上がりです。

 観察に必要な材料は、接写のできるカメラまたはレンズ付きフィルムの接近タイプを1個。ガラスシャーレがあればベストですが、透明なプラスチック皿が3個(着色されていない物のほうが写真写りは良いですよ)。500mlペットボトル2本、ティッシュペーパー数枚、カイワレ大根の種、砂糖少々、塩少々です。カイワレの種はスーパーや園芸店で販売していますから入手はしやすいと思います。

 まず、材料が揃ったらその全てを並べて写真を一枚写してその説明を書きます。次に、用意した皿にティッシュペーパーを折りたたんで敷き、苗床の代わりとします。
 今回はまともにカイワレを育てるだけではありきたりなので、育てる水の違いによる成長の違いを観察するために、水道水、砂糖水、塩水を使いカイワレを育ててみます。
 砂糖と塩は、舐めてみて甘さや塩の味が若干感じる程度の量をそれぞれ水に加え、予め濃度を揃えておくために、まとめて500mlのペットボトルに保管します。この砂糖水と塩水、水道水をティッシュペーパー苗床が浸るくらい皿に移します。
あとは、カイワレの種をぱらぱらと蒔いてやれば終わりです。
 皿は、直射日光の当たる場所を避け(直射日光の当たる場所だと数時間で水分が蒸発してカラカラになってしまいます。)、一日1回水を補給すればよい場所を選びましょう。また、写真の背景となる部分は、白っぽい壁や白紙の上などの他の色が混じらない場所をが良いでしょう。

 あとは、毎日水をやってそれぞれの皿の芽の大きさを測り、写真を毎日写すことです。皿3つを一皿ずつ毎日写して8日分で24コマ、材料の写真で1コマ、収穫してサラダになったカイワレを1コマ写せば合計26コマ、観察したお子様のスナップを1コマでちょうど27枚です。接近タイプのレンズ付きを使うときは、40センチより近づくとピンボケになりますから注意してください。

 写真が出来上がってきたら、成長の記録が比較できるようにレイアウトして観察日記を記入したら立派な?自由研究の出来上がりです。
 もう、お気づきですか?。8日を経過したカイワレはぜひ食べて処分してくださいね。そのまま継続するとカイワレが花大根になって、夏休みが終わっても観察日記が終了しませんよ。 一回うまくいかなくても、今ならもう一度チャレンジできますからあきらめないでね。

 最後に夏休みの宿題をもう一つ。
 この花は何でしょう?

   

 

 
   
 
 
   
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