- Vol.15 -

「デジタルカメラ そのあと2 花の接写にチャレンジ」


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(1280x1024pixel, 320kb)をご覧になれます

 花の美しい季節になってきました。ちょうど長野の田舎に帰省する機会がありましたので、庭先に咲いていた花を、普及版デジタルカメラを使って接写してみました。
 デジタルカメラは、写したその場で写真の出来栄えが確認できるので、撮り直しがすぐに行えることと、失敗したカットを消去できるため、内蔵メモリーを有効に使うことができます。
 まず、今回使用したデジタルカメラは、フジのファインピックス1500です。昨年の春に発売になったもので、ちょっと最新型とは言えない150万画素のCCDを搭載するカメラです。ズーム機能はありませんが、マクロ撮影モードとオートフォーカス機能を備えています。

 花の写真を写すのには、あまり天気の良い日よりも、うす曇り程度でなるべく風のない日が良いと思います。撮影する花の種類にもよりますが、あまり天気が良すぎると枝や葉の影が花にかかってしまったり、比較的細い枝(茎)の先に花の咲く植物などは、風が強いと花が揺れてピントが合わせにくかったり、せっかくピントを合わせても被写体が動いてピンボケや手ブレ写真になってしまうからです。


オリジナルサイズ=1280x1024pixel, 312kb

 それに加え、花の写真はどちらかと言うと比較的被写体に接近して撮影する事が多くなります。このため、ほんの少しの手ブレがとても大きなブレとして写真に写ってしまいます。またレンズの性質上、ピントの合う範囲が非常に狭くなるため、予想外のピンボケ写真になる事も多いのです。

 さて、実際の撮影方法についてですが、まずデジタルカメラの撮影モードを変更します。今回の機種の場合はマクロモード(近距離撮影)がありますのでマクロモードに切り替えます。こうすると約9センチから50センチの範囲内でオートフォーカスが有効になります。また、液晶モニターで構図を確認しながら撮影すると光学ファインダーとの視差を生じないため見えたままの画像を撮影することができます。フラッシュは基本的に使用しませんので、オフにしておいてください。マニュアル撮影機能がある機種の場合はマニュアルモードに変更しプリビュー表示を液晶モニターで確認してから記録するとメモリーを有効に使うことができます。画質設定はFINEかNOMAL、ピクセル設定は最高のピクセルを選択してください。今回は、画質NOMAL、ピクセルは1280×1024で撮影しました。


オリジナルサイズ=1280x1024pixel, 327kb

 次に一番写真のできばえを左右する構図についてですが、花の近くで花だけを拡大して撮影するときは、花の背景を花と違う色調の背景になるようにしたほうが花が際立ってみえます。比較的色の濃い花を写す時は背景が明るめになるように、また、反対に色の淡い花の時は濃い目の背景になるようにすれば花と背景の対比が強くなって見た目が美しくなります。テクニックとして、花からある程度離れた場所に白や黒などの紙などを置けば、人工的ですが背景を変更する事ができます。もちろん背景をボカすテクニックは必要ですが、今回は自動で撮影したらうまい具合にボケてしまいました。

 あとは、気に入った写真が撮れるまで何度でも撮りなおせば良いのですから。フィルムを使用する一眼レフカメラで撮影する時より、はるかに簡単でカジュアルに花の写真を写すことができると思います。
 いろいろな花の写真を集めて植物図鑑のようなホームページをアップされている人もたくさんおられます。デジタルカメラを使って新しい写真分野にチャレンジしてみてください。

 
   
 
 
   
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